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お宮参りの服装は?赤ちゃん・両親・祖父母の衣装一挙ご紹介!

赤ちゃんが誕生して最初に迎える大きなイベントでもあるお宮参りは、服装にも気を使わなくてはなりません。

しかし、具体的にどのような服装をすればいいのかわからず、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、お宮参りの赤ちゃんや両親、祖父母の服装について詳しく解説します。お悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

■お宮参りはどんな行事?
お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を土地の氏神様に知らせることと、これから無事に成長することや加護を祈ることが目的の行事です。

もともとは「産土詣(うぶすなもうで)」と呼ばれる風習が起源になっており、室町時代にはお宮参りと呼ばれるようになったと言われています。

産後1か月頃を目安に、母子の健康状態がよい日を選んで近隣の神社にお参りすることが一般的です。

お宮参り本来の意味を考えると、わざわざ遠出するのではなく、日頃から縁がある神社を選ぶことが望ましいと言えるでしょう。


■お宮参りの服装のマナーとは?

お宮参りの服装にはマナーがあります。まずは、基本的なマナーである3つのポイントを押さえましょう。

1.カジュアルすぎる服装はNG
お宮参りは神様に感謝を伝え、祈りをささげる行事なのでカジュアルな服装は相応しくありません。

カジュアル過ぎる服装は御祈祷中にも浮いてしまうため、ジーンズ、Tシャツ、スニーカー、サンダルなどの服装は避けるようにしましょう。

特に、夏場の暑い時期は露出が増えるので、注意が必要です。

2.赤ちゃんの服装に揃える
お宮参りは赤ちゃんが主役の行事です。そのため、赤ちゃんよりも目立つような服装は避けるようにしましょう。服装の格としては、赤ちゃんと同程度、または少し格下になる程度の服装を心がけてください。

また、日本では洋装よりも和装が格式高いとされています。赤ちゃんがドレスの場合、両親が和装を着るのも避けたほうがよいでしょう。

赤ちゃんに洋装を着せる場合は、両親や家族も洋装で揃えることをおすすめします。特に、同行する家族が離れて暮らしている場合は、事前に赤ちゃんの服装を伝えておくほうがよいでしょう。

3.フォーマルな服装がベター
体調によっては和装が難しいこともあるかもしれません。また、授乳のしやすさを考えると洋装のほうが都合のよいこともあるでしょう。

境内は階段や石畳、砂利道など足場が不安定な場所もあるため、歩きやすさを考えることも大切です。和装は格式高く仕上がる一方で、身軽さは洋装に敵いません。

ただし、時期や使用するアイテムの組み合わせによっては、カジュアルな印象になりやすいため、色柄や素材を考えてフォーマルさを意識した服装になるよう気を付けてください。


【お宮参り】赤ちゃんの服装

まずは、お宮参りの主役である赤ちゃんの服装について解説します。

<和装>
赤ちゃんに和装をさせる場合は、一つ身という「祝い着」を着せます。

「白羽二重(しろはぶたえ)」と呼ばれる、着物の上から祝着をかぶせた服装です。祝い着は掛け着とも呼ばれており、赤ちゃんを抱っこした際に、抱っこしている人と赤ちゃんを包むように羽織ります。

最近は白羽二重ではなく、ベビードレスを代用する人も増えており、どちらを着せても問題ありません。なお、祝い着は男女によって柄が異なるため、着用時は注意しましょう。

性別によって使われることが多い絵柄と、男女共通で使用される絵柄を簡単にご紹介します。

【男の子の場合】
紺、黒、紫、深緑など濃い色を使った「熨斗目模様(のしめもよう)」が縁起柄として定番です。

熨斗目模様は、出世や大成を意味しており、絵柄には下記のような意味が込められています。

  • 【鷹】将来を見通す、幸福を離さない
  • 【寅】出世、たくましさ
  • 【龍】縁起がいい、飛躍、天高く昇るような成長 ※特に辰年生まれの子に縁起がいいとされている
  • 【鯉】苦難を乗り越える
  • 【兜(かぶと)】厄除け、成長
  • 【宝船】新たな旅立ちや門出、富
  • 【軍配】リーダーシップ、判断力など
  • 【小槌(こづち】安泰、富
  • 【波・波頭】強い意志、諦めない粘り強さ
  • 【防具】成長を守る、厄除け
  • 【松】長寿、威厳、子孫繁栄
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【女の子の場合】
赤、ピンク、黄色、オレンジなど華やかな色合いの「友禅模様(ゆうぜんもよう)が定番です。最近は白やパステルカラーなど、淡くかわいらしい色の人気が高まっています。

絵柄に込められた意味は下記の通りです。

  • 【御所車(花車)】玉の輿、富、華やかさ
  • 【毬(まり)】何事も丸く収まる、丸々と健やかな成長、魔除け
  • 【糸巻】長寿、子孫繁栄
  • 【牡丹(ぼたん)・芍薬(しゃくやく)】美しさ、気品、つつましさ
  • 【桜】繁栄、豊かさ
  • 【椿】厄除け
  • 【菊】長寿、無病息災、浄化、高貴
  • 【菊】長寿、無病息災、浄化、高貴
  • 【鶴】長寿
  • 【鈴】厄除け、縁結び
  • 【くす玉】長寿、邪気払い
  • 【四君子(しくんし)】人徳、高潔、勤勉
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【男女共通】
絵柄に込められた意味は下記の通りです。
  • 【束ね熨斗(たばねのし)】多くの人々からの祝福、人と幸福を分かち合う
  • 【松竹梅】清廉潔白、節操、忍耐力、生命の誕生を祝う
  • 【矢・矢羽】お守り、縁起物、破魔矢
  • 【扇】末広がり(縁起がいい)、物事の中心になる

ここでご紹介したのはあくまでも一部です。ぜひ赤ちゃんにぴったりの絵柄を選んであげましょう。

<洋装>
洋装の場合は、産院から退院する際にも着せる「ベビードレス」が人気です。ドレスという名前ですが男女ともに着用できる、レースやフリルの付いたかわいらしい、ふわふわしたデザインが多くなっています。

和装に比べて購入しやすい価格で、お手入れもしやすいところが特徴です。気候に合わせて服装が調整しやすく、最近はベビードレスのみで参拝する家族も増えています。

なかでも、ベビードレスとケープの洋装スタイルが人気ですが、より華やかなデザインのセレモニードレスと呼ばれるタイプもあります。


夏や冬の服装は?

<夏の服装>
赤ちゃんは大人に比べて汗をかきやすいため、夏にお参りする場合は「ベビードレス」が適しています。肌着が汗を吸ってくれるので快適に過ごせますが、できれば着替えの肌着も持っていくほうが安心です。

また、肌着や内着はできるだけ風通しがよい素材にしましょう。おすすめの素材はガーゼ、天竺(てんじく)、フライス素材などです。

暑い時期は裸足を考える方もいらっしゃるかもしれませんが、参拝時の裸足はマナー違反と捉えられることがあります。そのため、できれば薄手の靴下やベビーシューズを使いましょう。

赤ちゃんは大人に比べて体温調整が難しいため、羽織ものやおくるみは必ず用意してください。

<冬の服装>
冬は室内外の気温差が激しいため、特に注意が必要です。全身が防寒できるようなカバーオール、帽子、厚手の靴下などを用意しておきましょう。ブランケットを持ち歩き、いつでも温めてあげられるようにしておくことも大切です。

また、場所によって体温調整ができるように、脱ぎ着ができて調整しやすい服装にしておくことをおすすめします。

冬のお宮参りの服装についてはこちらでも詳しく解説していますので、併せてご確認ください。


■【お宮参り】母親(ママ)の服装

次に、母親(ママ)の服装について解説します。

<服装>
祝い着と相性のいい「着物」
赤ちゃんの服装と統一感をもたせられる着物は、格式高い印象を与えることもできます。

以前は最正装の黒留袖が一般的でしたが、最近は色無地、付け下げ、訪問着などが増加しました。華やかな赤ちゃんの和装を引き立てるのであれば、黒、紺、グレー、ベージュなど、落ち着いた印象の色柄を選ぶとよいでしょう。

色柄によっては赤ちゃんよりも目立ってしまいかねないため、上品で控えめなデザインを選んでください。赤ちゃんの祝い着を重ねたときの印象で選ぶとよいでしょう。

また、和装の際に気を付けたいのが体調面や動きやすさです。和装は洋装に比べて体力を消耗します。加えて帯で体を締め付けるため、決して無理をしてはいけません。和装は授乳もできないことから、赤ちゃんのミルクの用意や哺乳瓶への慣れも慎重に考えましょう。

手軽にオシャレ感をだせる「ワンピース」
和装に比べて動きやすく、授乳もできる洋装は、体への負担も少ないので人気があります。特に露出が少なく、上品な印象のワンピースはフォーマルな印象を与えることもできるため、洋装の中では最適とも言えるでしょう。

季節によってはノースリーブのワンピースを着用しようと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、できれば薄手のカーディガンやストールを組み合わせることをおすすめします。

ジャケットを合わせられる時期は、ジャケットを羽織るとよりフォーマルな印象になるでしょう。ただし、スカート丈がミニのものや、ボディラインがはっきり出すぎるものは避けてください。

また、アクセサリー類にも注意が必要です。アクセサリー類は身につけても構いませんが、赤ちゃんの肌に当たる場所につけると、肌を傷つけてしまう原因になりかねません。まずは赤ちゃんの安全を考えるようにしましょう。

清潔感のある「フォーマルスーツ」
清潔感とフォーマルな印象を与えられるフォーマルスーツも、人気があります。特に大きなメリットなのが、和装やワンピースに比べて授乳がしやすいところです。

しかし、もしフォーマルスーツを購入したのが出産前の場合は、必ず事前に試着をしておきましょう。出産後は体型が変わるため、産後間もない時期は体に合わなくなっている可能性があります。

また、安全に赤ちゃんを抱っこするためには、靴選びにも注意が必要です。境内には砂利道や階段があるため、ヒールが高い靴は危険を伴います。フラットシューズやローヒールの靴を選び、安定した歩行ができるものを選びましょう。

<髪型>
【和装の場合】
和装の場合はシニヨンや夜会巻きなど、アップスタイルで毛先の隠れるような髪型が一般的です。

すっきりまとめることができるので、清潔感があり、上品な印象に仕上がります。

ショートヘアの場合は前髪をまとめたりサイドを編み込みしたりするだけでもよいでしょう。長さによってはハーフアップもおすすめです。

【洋装の場合】
洋装の場合もまとめ髪が基本ですが、和装に比べて少しカジュアルにしやすいでしょう。やわらかな印象になるように、ふんわりとした巻き髪などを選ぶのもおすすめです。
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■【お宮参り】父親(パパ)の服装

続いて、父親(パパ)の服装について解説します。.
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赤ちゃんやママと合わせた「着物」
赤ちゃんとママが和装なら、合わせて和装をするのもよいでしょう。

かつては最正装の黒紋付き羽織袴が相応しいとされていましたが、最近は着物と羽織の略礼装が一般的です。袴を選ぶ場合は一つ紋、または三つ紋を選ぶとよいでしょう。

王道をいくなら「スーツ」
男性の主流はスーツスタイルです。赤ちゃんとママが和装であっても、パパも和装でなければならないわけではありません。

スーツはブラックスーツ、フォーマルスーツなど、一般的にお祝い行事で用いられるものを選びましょう。色は黒、濃紺、グレーなど落ち着いた色がおすすめです。

シャツは白が一般的ですが、派手なものを避ければ色がついているものでも構いません。ただし、ストライプやチェックなど柄が入ったものはカジュアルな印象になりやすいため、無地を選びましょう。

ネクタイは白やシルバーが定番ですが、派手なデザインを避ければ色柄ものを選んでも問題ないとされています。最近では、パステルカラーなど明るい色が人気です。ただし、黒は弔事用なので、選ばないように注意してください。


■【お宮参り】祖父母の服装

両家の祖父母の服装について、解説します。
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祖母の服装
祖母もママと同じく、洋装の場合はワンピース、またはスーツが一般的です。境内の移動と赤ちゃんの抱っこがしやすいよう、動きやすい服装を心がけましょう。

和装の場合は、以前は黒留袖が一般的でしたが、最近は色無地、付け下げ、訪問着が多くなっています。

和装と洋装のどちらも共通で注意すべき点は、ママと赤ちゃんよりも目立つ色柄は避けるということです。ベージュ、黒、濃紺、グレーなど、上品な落ち着いたものを選びましょう

祖父の服装
祖父はパパと同じく、スーツが主流です。ダークカラー系の略礼装、またはスーツを着用しましょう。

なお、両家の祖父母が集まる場合は、服装を合わせることで統一感がとれます。そのため、必要に応じて服装について事前に相談しておくことも検討しましょう。.


■【お宮参り】兄・姉の服装

最後に、赤ちゃんに兄や姉がいる場合の服装について解説します。

兄「着物・スーツ」
赤ちゃんや両親の服装に合わせて、和装または洋装を選びましょう。ただし、年齢などを考慮して、普段着の中から落ち着いた色合いのシャツとジャケットを組み合わせても構いません。

ネクタイやサスペンダーをつけるとフォーマル感がアップし上品な印象になるので、組み合わせることもおすすめです。

お宮参りが夏などの暑い時期なら、ポロシャツと半ズボンなどを選ぶとよいでしょう。

和装の場合は、着物や袴、羽織を着るのが一般的です。また、5歳未満の場合は、袴と羽織の代用として「被布(ひふ)」を着せることもできます。

姉「着物・ワンピース」
女の子の場合も、赤ちゃんや両親と揃えるとバランスがよくなります。洋装の場合はワンピース、または落ち着いた色合いのブラウスとスカートを組み合わせてもよいでしょう。

夏の暑い時期は、半袖のワンピースがおすすめです。

和装の場合は、兄の場合と同様に被布を着せることができます。ただし、兄とは年齢が異なり、姉の場合は7歳未満が対象です。7歳以上は大人と同じように帯を結んだ着物スタイルにしましょう。

男の子も女の子も、赤ちゃんの服装と同系統の色を使うことで統一感が出ます。ただし、赤ちゃんよりも目立つような色柄は避けることが大切です。

また、靴は大人同様にスニーカーなどカジュアルなデザインは避けてください。革靴、またはエナメルの靴で、色は黒や茶色を選ぶとよいでしょう。

男女ともにどちらもカーディガンなどの上着を用意しておくと、体温調整がしやすくなります。

幼稚園や小学校に通っていて制服がある場合は、制服を着せることもおすすめです。普段から着慣れているので、負担も少なく動きやすいでしょう。


■初めてのお祝いを記念写真に残そう

初めてのお祝いであるお宮参りは、一生の中で大切な思い出になるでしょう。貴重なお宮参りはぜひ記念写真に残してみませんか?

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